7/29（日）『ＳＥ』同盟祭り

7/29（日）『ＳＥ』同盟祭り

今回のＧＶＧにて現同盟が解消されることにあわせて開催された『ＳＥ』祭り。
『ＳＥ』所属のギルドの全てが「Esperanza」のエンブレムを掲げ、
休止する「Esperanza」マスターへの餞別とするべく、
「20の砦、全ての落城」を目指しました。

今回は調査官の一人も「Esperanza」とともに同行させていただき、
密着取材を行いました。
『ＳＥ』のみなさん、ご協力どうもありがとうございました。


ベースとなるキャンプはフェイヨン。
ポタ隊により次々と各地へのポタがいくつも出され、
それに飛び乗る『ＳＥ』攻撃部隊の面々。
復帰場所にはサンクチュアリが張られ、そこに入った攻撃部隊へは
ヒールとブレスなどの厚い支援が施されます。



今回は特にこういった厚い支援が整えられて、
初めて可能である作戦でもありました。
人によっては復帰からそのままポタへと直行するため、
その通りすがる一瞬で支援を掛けるという巧みな技が光ります。

ＧＶ前半となる8：00～8：30の間にＬとＶの完全制覇をめざします。
その行動に先駆けて流され始めた「SE Union Forever」のアナウンス。
『ＳＥ』の総指揮も知らなかったこのギルドですが、
メンバーの一人がこの日にあわせて作成したようです。

エンブレムは「Esperanza」マスターの愛称「餅」
ちょっとしたサプライズ。
メンバーからのさりげないプレゼントでした。


キャンプでは各砦前へと続くポタが絶え間ることなく出し続けられ、
それと同時に次々と『ＳＥ』により砦のアナウンスが流されます。

――20：12
総指揮の熱い掛け声がギルドチャットなどで流れました。
「Ｌ コンプしたぞ！」

すぐさまアイちゃんに連絡し、再びＬの旗の下に派遣。


Ｌの全てに掲げられた「Esperanza」のエンブレム。

開始からわずか１２分後、「Luina Guild」の５つの砦が全て制圧。
一同からは歓声とともに、
「トレカじゃないんだからｗ」
というツッコミも入ります。
その後もさらに続々と各地の戦況が入ります。

そんな中、『ＳＥ』が次に目指したのは「Valkyrie Realms」
次々と数人単位でＶ砦の各砦へと散っていく『ＳＥ』のメンバー。
しばらくするとアナウンスが次々と流れ始めます。

砦 [Valkyrie Realms 3]を [Esperanza] ギルドが占領しました
砦 [Valkyrie Realms 2]を [Esperanza] ギルドが占領しました
砦 [Valkyrie Realms 3]を [Cafe de Munak] ギルドが占領しました

限られた時間の中での、さらに時間との勝負。
特にＶではレーサーも多くギルドの回転が激しいため、
その時間が短く感じられます。
「バロンにV4まけたｗ」
「とったら先から　防衛しないとVはきつそうだね」

砦 [Valkyrie Realms 4]を [Esperanza] ギルドが占領しました

「V4クリア」
「V1 PF防衛」

砦 [Valkyrie Realms 3]を [Esperanza] ギルドが占領しました

「Ｖ３時間稼ぐから、他の状況教えて」
「同じく　V3で罠しいてっから　他たのんだぜ」
「V1がレース状態」
「PFも継続V1」

砦 [Valkyrie Realms 1]を [Esperanza] ギルドが占領しました

「Ｖ１割った、時間稼ぐ！」
「Ｖ１攻めけっこうきてる」

Ｖ５以外のエンブレムを「Esperanza」にしたものの、この時間のＶ砦では
防衛しているギルドや、レーサーが数多く回っているため、
なかなか５砦を制覇することができません。

確保した砦での簡易防衛で時間を稼ぐ部隊、
防衛されている砦へと突撃していく部隊、
次に制覇予定のＣ砦へ向かう部隊、
それぞれが自分の役割を果たします。

砦 [Valkyrie Realms 5]を [Esperanza] ギルドが占領しました
砦 [Valkyrie Realms 1]を [Phantom Force] ギルドが占領しました

Ｖ５を割った時点でＶをコンプリート。

　　

一瞬後にＶ１を「Phantom Force」に割られ、紙一重での獲得になりました。
このＶ砦の作戦行動中には中の人の叫びも聞こえてきます。

「無理があるｗ」

そして関東地方では悪天候で雷が各所で落ちるなど、
回線への影響も出始めていました。

「なんかｽﾞｼｰﾝゆうた」

ちりめん問屋のメンバーにも回線が切れる者が出てくる状況になってきました。
しかし、それでも「Valkyrie Realms」を無事制覇した『ＳＥ』は、
次なる目的地「Chung-Rim Guild」へと向かいます。

――20：38
ここまで比較的早かった『ＳＥ』の制圧を止める大きな難関となったのは
「寝落ち戦隊ｵｷﾅｲﾝｼﾞｬｰ」と「ＬＥ」の新同盟『寝ＬＥ』が防衛するＣ２砦。

『寝ＬＥ』は「北方幻想楽団」との攻めかぶりに勝ち、
「Seraphic Gate」からＣ２砦を奪うとそのままの勢いで防衛を続けます。
そこへ攻めるは「Ballon D'or」『ＳＥ』「Seraphic Gate」。

次回はＣ２での激しいエンペリウム争奪戦をお送りします。

7/22（日） L3攻防戦

7/22（日） L3攻防戦

■攻撃：「Bacchus」、「月歌双蒼」、「北方幻想楽団」他
　守備：「Cross Joker Netzach」
7/22（日）21：40頃～　【Luina Guild ３】

さて、今回お伝えするのは残り時間も20分と佳境に入ったL3。
この時間、防衛を始めたのは「Cross Joker Netzach」でした。

――21：40
「Cross Joker Netzach」がいち早くエンペリウム周辺を制圧。
すぐに防衛に入ろうとしますが、「Bacchus」、「月歌双蒼」の
少数部隊がそこへ突撃をかけました。
まだ「Cross Joker Netzach」も魔法防衛には至っていなかったため、
敵の攻撃陣にエンペリウムの近くまで侵入されます。



しかし、その攻撃を防いだのは「Cross Joker Netzach」のバード２人による
高速に繰り広げられる寒いジョークでした。
１秒間隔で二人のバードから繰り出される寒いジョーク。
止め処もなく二人の口からは言葉が飛び続けます。



攻撃していた人たちの鎧が壊されたか、もしくは単に対氷結装備では
なかったのかはわかりませんが、このジョークが面白いほどに決まります。

凍ったところへ防衛部隊が攻撃を加え、次々と排除。
このバード２人はわずか２分弱の間に70回以上にも及ぶ
ジョークを繰り返し、攻撃陣の足を止めました。



この寒いジョークの活躍もあり、再びエンペルームを制圧した「Cross Joker Netzach」。
防衛体制を整えて砦獲得を目指します。

――21：54
敵を完全に排除したおよそ10分後、
ＧＶ終了の残り6分前となったところで「北方幻想楽団」が突撃を敢行します。
しかし「Cross Joker Netzach」は今度はしっかりと入り口での足止めと
魔法による弾幕を貼り、エンペルーム奥への進入をなかなか許しません。



アドレナリンラッシュの気合とともに突撃します。

残り数分のタイミングで最後の期待を胸に再び「北方幻想楽団」が
エンペルームへと突撃を加え、先ほどより奥へと食い込んだものの、
「Cross Joker Netzach」の防衛を崩すことはできなかったようです。

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装備が整いつつある最近のGVでは、ここまで寒いジョークが戦果を出すことも
珍しいと思っていました。
ですが、今回はそれが非常に効果的に使われていたようです。
凍りつつ並ぶ氷柱の数は、まさに圧巻でした。

7/15（日） Ｖ３攻防戦 PART2

7/15（日） Ｖ３攻防戦 PART2

■攻撃：『ＳＥ』40人～
　守備：「Ballon D'or」24人～
7/15（日）20：50頃～　【Valkyrie Realms ３】

諸事情でレポートが遅れて申し訳ありません。
本来、続き物のレポートで更新に間が空いてしまうのは本意ではないのですが、
ここしばらく朝から深夜まで仕事が終わらないことが多く、
どうぞご理解いただければ幸いです。


さて、前回は前半戦中盤となる20：30頃に「ﾎﾟﾝｺﾂ製作所ぱにぽに」が
エンペリウムを割ったところまでお送りしました。

後半戦に入る直前の20：51。
これまでまったく動きを見せなかった「Ballon D'or」が確保防衛を始めます。

実はこの時間帯まで「Ballon D'or」はエンペルーム内には何度もいたものの、
組織としての防衛も攻撃もする様子はなく、その動向が気にされましたが、
ここになって初めて、ギルドとしての防衛を開始します。



この日、何度もV３を訪れていた『ＳＥ』にその刃は向けられました。
しかし、これぐらいの反撃で引き上げる『ＳＥ』ではありません。
他ギルドの偵察のひとりがチャットを誤爆する中、
『ＳＥ』の本体の到着が確認されました。




――20：57
『ＳＥ』はエンペルームに突撃。
確保防衛する「Ballon D'or」はおよそ20人弱と決して多くはない人数でしたが、
その守りは堅く、『ＳＥ』もなかなか崩すことができません。



これに対し、『ＳＥ』は高速EMCで対抗。
エンペルーム前には「Wolves Gathering」も集まってきており、
突撃の準備を整え、タイミングを見計らっているようです。

『ＳＥ』が突撃を繰り返す中、防衛する「Ballon D'or」は防衛の人数を増強。
多くの突撃人員を入り口付近でうまく足止めをし、そこへ魔法攻撃などを仕掛け、
堅い守りを続けます。

――21：11
突撃に「Wolves Gathering」も加わったことにより、攻撃の人数も増え、
「Ballon D'or」の防衛ラインは徐々に後退を余儀なくされます。
『ＳＥ』の教授が少しずつ奥へとＬＰを展開、エンペリウムへと近づきます。



突撃を繰り返す『ＳＥ』、守る「Ballon D'or」。
そして追撃を加える「Wolves Gathering」。
３歩進んでは２歩下がるといった、激しい攻防が繰り広げられました。

そして、ついに『ＳＥ』の攻撃の先端がエンペリウムに届くかと思われた瞬間、
間一髪で先にエンペリウムを割ったのは「Ballon D'or」でした。

――21：13
しかし『ＳＥ』、「Wolves Gathering」はともにすぐにエンペルーム前に集結、
再び突撃を開始します。
防衛を立て直した「Ballon D'or」も守りを再び固め、鉄壁を崩しません。



『ＳＥ』は各ギルドがEMCを繰り返し、攻撃回数を増やします。

――21：18
『ＳＥ』はエンペルーム内入り口付近にＬＰを展開することに成功、
「Ballon D'or」の前衛陣の人数を一気に減らします。
このタイミングで「Wolves Gathering」も突撃。
エンペルーム内は近距離戦闘による乱戦となりました。



――21：20
『ＳＥ』が崩した防衛線でしたが、そのタイミングでうまく突撃した「Wolves Gathering」が
エンペリウム前の乱戦を制し、アナウンスを流します。

――21：21
『ＳＥ』は再度攻撃を開始。
「Wolves Gathering」はその攻撃に対抗しようとエンペルーム内でＥＭＣを発動。



しかしすでに『ＳＥ』はエンペルームの中にまで突撃を開始しており、
その攻撃部隊によって、集結した「Wolves Gathering」は
一瞬のうちに各個撃破されていきます。



「Wolves Gathering」、激増後、一瞬で激減。


残った「Wolves Gathering」の防衛部隊は必死にエンペリウムを守りますが
攻撃力の差を発揮し、「Esperanza」がエンペリウムを破壊。

――21：26
激闘を制した『ＳＥ』でしたがＶ３は防衛せずに、そのまま転戦。
最終的に『ＳＥ』はＶ４とＢ３砦を獲得しています。

「Wolves Gathering」は、誰もいなくなったV３に入城。
確保防衛を開始。
20人弱という人数だったものの、「Ballon D'or」の派兵や
「(ﾟεﾟ)ｷﾆｼﾅｲ!!」の突撃にも耐え、Ｖ３砦を守りきりました。

 

7/15（日） Ｖ３攻防戦

7/15（日） Ｖ３攻防戦

３連休ということもあり、また台風が本島を横断するといった自然災害にも
見舞われ、全体的に参加人数が少なかった今回ＧＶ。
どのギルドも比較的少人数での行動が多かったようです。

さて、今回はＶ３で比較的激しい戦いが繰り広げられたようなので、
そちらを中心にお送りしたいと思います。


――20：08
開始直後、早速ＥＭＣによって攻撃人数を集めたのは「散リユク僕ラ」。

まだ始まったばかりのためか、『ＳＥ』としての戦力はまだそろってはいないようで、
15人程度の人数でＶ３に挑みます。
攻撃隊長からは全員の士気を奮い立たせる言葉が飛びました。



この後、「散リユク僕ラ」はエンペルームに突撃。
エンペルームには「Ballon D'or」の数名が配置についていましたが、
なぜか守る様子はなく、その突撃を見守ります。

今度は正しい場所に行けたのか、「散リユク僕ラ」はどこかでＥＭＣをした模様。
エンペリウムを割らずに転戦しました。


――20：21
いくつかのギルドがエンペリウムを割っては去っていく中、少人数ながらも
防衛に入るところがありました。



「北方幻想楽団」

いかんせん人数が少ないため、屈強の突撃要員などが来てしまうと
持ちこたえることができないのですが、ちりめん問屋としてはこういったギルドを
応援したくなってしまいます。

調査官も噛みながら応援の言葉を残します。


いくつかのレーサーなどに混じって、いつの間にかサバの旗が掲げられるなど、
今回のＧＶはまったく先が読むことができません。



「さばイ!!」

――20：32
やっと戦いらしくなってきたのは、前半戦を半分終えたあたりからでした。



「Ballon D'or」と『ぱふぱふRUSH』が小規模ながら激突。
Ｖ３のエンペリウムに続く通路には、他ギルドの何人か観戦しており、
見られていることに恥ずかしながらも「ﾎﾟﾝｺﾂ製作所ぱにぽに」が
エンペリウムを割りました。



剣を持つアサシンクロスが気になる編集長。
ソウルブレイカー用の武器でしょうか？

――20：51
前哨戦が終わったところで、ついに「Ballon D'or」が本格的に動き出しました。
前半戦とはまったく動きが変わり、防衛へと動き出します。



次回、「Ballon D'or」始動。をお送りします。

7/8（日） 『ＬＲ』 vs 「Seraphic Gate」 後編

7/8（日） 『ＬＲ』 vs 「Seraphic Gate」 後編

■攻撃：『ＬＲ』　守備：「Seraphic Gate」
7/8（日）20：40頃～　【Valkyrie Realms ４】

さて、攻めつ攻められの攻防が続くこの戦い。
ともに攻守が入れ替わり、再び「Seraphic Gate」の防衛となったところで、
『ＬＲ』の攻撃が再開されます。

それでは後編をお届けします。

　攻撃：『ＬＲ』　19人～
　防衛：「Seraphic Gate」 20人～

エンペルーム前にＥＭＣにて集められた20人ほどの『ＬＲ』。
そしてエンペルームでのＥＭＣにて再び防衛を開始した「Seraphic Gate」。



このＥＭＣをきっかけに再び防衛を開始しました。
「Seraphic Gate」は魔法と罠を繰り広げ、『ＬＲ』の足を止めようとします。



「Seraphic Gate」得意の防衛陣。


それに対し、『ＬＲ』は徹底的な復帰阻止で対抗。
防衛陣を切り崩しては復帰を許さずに中の数を減らしていきます。

この復帰阻止に『ＬＲ』の戦術のうまさが現れました。
局地戦での多対少の構図をうまく作り上げ、戦力を優位に保ちます。

正直な話、このあたりの機敏で無駄のない動きには脱帽。
復帰阻止だけでなく、時を見て攻撃にも参加することで、
少数という状況を感じさせません。



足止めを行った上で攻撃。
こういった形を一瞬で作り出します。



復帰する敵を各個撃破。

――20：43
『ＬＲ』が、エンペルーム内にランドプロテクターを展開。
再び中での白兵戦に発展し、壮絶なる近距離戦が行われました。
復帰阻止にて戦力の回復がほとんど見込めない「Seraphic Gate」は、
エンペルーム内でＥＭＣを行い防衛を立て直します。



――20：46
再びエンペルーム内での防衛陣を築こうとする「Seraphic Gate」に
『ＬＲ』のＬＫが単身で突撃をかけます。



必死の防衛陣の集中攻撃にもひるむことなく、
１分近く耐え続け、防衛にダメージを与えました。



前門の虎、後門の狼。
前からの攻撃を止めたと思ったら、背後からの攻撃。
守っている「Seraphic Gate」からすればどちらに戦力を傾けることもできず、
またどちらにも戦力を割かなければならず、非常に厳しい状況になりました。

――20：48
「Seraphic Gate」は防衛を立て直すため、攻撃の合間を縫って
再びＥＭＣを行います。
各人員が持ち場につき、『ＬＲ』の攻撃が再び始まったかと思った直後、
『ＬＲ』攻撃部隊の姿が突如としてエンペルームから消えました。



一瞬の時を置いて、エンペルームの奥から「アローシャワー」の声と
「Seraphic Gate」魔法防衛陣の背後を突くＬＫの突撃。
この急襲によってエンペルームは瞬時にして乱戦状態となりました。



事態を把握するのには少なく、戦況を変えるには大きな、「30秒」という時間。
一瞬後に画面は暗転し、エンペリウムが割られたことを物語っていました。

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見ているだけでも唸るほどの双方の息詰まる熱戦は、
観戦しているだけでも十分に見ごたえがあり、また戦っている双方のギルドにも
戦い切ったという気持ちがあったのではないでしょうか。

いろいろと噂が立つギルドではありますが、ＬＫの陽動から続く、
『ＬＲ』マスターの裏ＥＭＣは見事でした。


個人的な感想でいえば、昔ファミコンなどをしていて「なんでそんな技が使えるの？」と
思うようなプレイをしてくる友達などがいましたが、そんな人たちが集まったギルドという
印象を受けました。

ちりめん問屋では評価といった範疇からではなく、
単純にこういった「熱い戦い」を埋もれさせることなく、
ちりめん視点にて皆さんにお伝えしていけたらと思っています。